LPガス燃料電池とは、LPガスから取り出した水素と空気中の酸素から化学反応で電気と熱を作り出すシステムです。家庭用燃料電池エネファームは自宅で発電しその時に発生する排熱も有効利用しお湯をつくります。燃焼を伴わないため空気をほとんど汚すことなく効率よくエネルギーをつくりだすことができるのです。つくる場所と使う場所が一緒なのでエネルギーを無駄にすることがありません。この1つのエネルギーから電気と熱など二つのエネルギーを作り出すシステムをコジェネレーションといい従来のガスエンジンで発電しながら余った熱で給湯するエコウィルや冷暖房を行うGHPなどのシステムに比べても、エネルギー効率がぐんとアップしたのです。また燃料電池は家庭からのCO2排出を削減し低炭素社会のエネルギーシステムにも貢献できる、地球にやさしい新エネルギーとして多様な用途での開発が行われ今後の活躍が大きく期待されています。
太陽光発電は、屋根の上に「太陽電池モジュール」と呼ばれる太陽光パネルを設置し、太陽の光から電気を作り出すシステムです。この地球上にふりそそぐ太陽エネルギーは膨大で、快晴時に地上に到達する太陽エネルギーは1時間ぶんで、世界が1年間に消費する量をまかなえるといいます。また、電気をつくるときにCO2を排出しないので環境に負荷をかけることもなく,温暖化から地球を守るクリーンなエネルギーとしてその需要はますます拡大しています。わたしたちもこの地球にやさしい太陽光発電事業をスタートさせることになりました。2010年にはグループ会社であるアミューズメント複合施設「アソビックスカニエ」と「アソビックスアサヒ」の屋根にそれぞれ太陽電池モジュール200kw、300kwの発電システムを導入し、ソーラーファクトリーを稼働させます。今後も地球にやさしいエネルギーを積極的に取り入れ提案していくことで、地球の未来に向けて環境・エネルギー問題に取り組み貢献していきたいと思っています。