LPガスは、都市ガス未供給地域のエネルギー源という位置づけではありません。
今日では安全性も向上し、事故なども都市ガスに比べて大幅に減少し、
災害時の復旧の速さも手伝って、都市ガス区域内でのご使用も多くなっています。
LPガス(液化石油ガス)は、原油の生産・精製に伴って産出される混合ガスから、分離・回収されます。
その液化工程で不純物を取り除いていますので、たいへんクリーンなエネルギーです。
LPガスの特徴
- 硫黄分や窒素酸化物を含まないから地球にやさしい。
- LPガスは可搬性に優れ、日本の地理的条件に最適。
- LPガスは天然ガスに比べても高カロリー。
- 地震等災害時の復旧が早い。
LPガスの現状と今後
全国世帯数の半数以上の家庭で使用されているほか、工業用、自動車用、空調用など幅広い分野で社会貢献しています。特に空調分野においては、熱効率が高く、クリーンであるといったメリットが高く評価され、その利用がますます拡大しています。また今後、その可能性としての幅広い研究が進み、燃料電池など、その利用が急速に身近なものとなっています。